尾道市の離島「百島」のART BASE 百島を拠点に、尾道水道および備後海域のまちづくりに関連したプロジェクト
長年放置されて痛みが著しかった茶園建築を、オリジナルを生かしつつリノベーションする茶園再生プロジェクト ディレクター/アーティスト:柳幸典 アーキテクト:八木健太郎
尾道水道につながる三原湾に浮かぶ離島「小佐木島」のまちづくりに関わるアートディレクション ディレクター/アーティスト:柳幸典 アーキテクト:八木健太郎
2015年3月公開
昭和18年建造の建築史的にも価値のある県営上屋3号(港湾倉庫)をオルタナティヴ・アート・ギャラリーとして再活用し、尾道水道沿いの賑わいの創出と、尾道ポートターミナルを拠点とした海路によるアート・ツーリズム・ネットワークの構築を提案しています。港湾倉庫のダイナミックな空間を活かした他のエリアにはない魅力ある施設として、文化・芸術の活動発信拠点を目指した構想です。
アート・ディレクション:柳幸典バナーデザイン:大溝裕/Glanz会場構成:樫原徹/樫原徹建築設計事務所
2014年3月公開
国際ソロプチミスト尾道の設立35周年を記念した「尾道パレットチェア」をデザイン・製作しました。
県営上屋倉庫2号館「U2」までの尾道水道湾岸沿いに設置したこのアートチェアは、駅より東側の歴史的エリアを象徴する朱色と、これから新しく発展する西側の現代的エリアを象徴する青色の荷役作業用パレットの組み合わせにより、尾道の二つの顔を表現しています。
アート・ディレクション:ART BASE MOMOSHIMAデザイン:先崎哲進/テツシンデザイン
2012年11月公開
百島への航路の玄関口である尾道ポートターミナルに設置されたパレットテーブルは、2011年、台風の被害で亡くなられた百島の旗手正守氏のご家族からの寄付により尾道市の依頼を受けて製作した作品です。旗手氏は自家用の船「旗正丸」で百島の救急患者搬送にご尽力された方で、故人の想いを表現した瀬戸内海をかたどったデザインとなっています。
尾道—百島—常石間を繋ぐフェリー「百風」のデザインをディレクションしました。「百島に新たな風が吹くように」との想いが込められて、百島中学校の生徒によって名付けられた「百風」は、風車をモチーフとしています。
アート・ディレクション:ART BASE MOMOSHIMAデザイン:大溝裕/Glanz
2015年12月公開
アート・ディレクション:ART BASE MOMOSHIMA
2016年4月公開
尾道市の離島・細島~西浜(因島)航路のフェリーとヘリポートのデザインをディレクションしました。フェリーとヘリポートの鮮やかな配色は、光、海、島、柑橘をイメージしています。
2017年9月公開
廃校となった小学校の校庭に真砂土の版築のような壁を立ち上げて、その背後に2棟のトイレを配置した。壁に穿たれた窓から背後の中庭に植えられたレモンの木と瀬戸内の海が見える。
ディレクター/アーティスト:柳幸典アーキテクト:樫原徹
2018年3月公開
潮汐による干満の差が大きい瀬戸内海の干潮時に現れる砂浜や干潟の層やうねりをデザインした百島の玄関口である福田港のトイレ。
尾道水道は、瀬戸内海に面した港町の尾道と対岸の向島に挟まれた幅300mほどの海峡で、利便性の高い交通路として重宝され、中世には人・ものが集積する「海の川」として発展。尾道側の山の斜面地には豪商により寄進営造された寺社仏閣と家々が建ち並び、ひしめく民家を路地や坂道が繋ぐ特有の景観が広がっている。こうした斜面地から響く寺の鐘、対岸の向島と結ぶ渡船や造船所の作業音が反響する箱庭的都市空間は、2015年度から日本遺産に認定されている。
〒722-0061 広島県尾道市百島町1440TEL / FAX: 0848-73-5105